中村誠一&紗理カルテット

中村誠一:
テナー・サックス
紗理:
ボーカル
浅葉裕文:
ギター
小杉敏:
ベース

[10月12日(日)]
16:10~17:10

中村誠一(Seiichi Nakamura)テナー・サックス
1978年に渡米し、ジョージ・コールマンに師事。「中村照夫とライジングサン」ではポプ・ミンツア―らとコンサートに出演。帰国後は、日本テレビ「今夜は最高」にてタモリと7年間共演。
1999年からは洗足学園音楽大学ジャズコースの設立に尽力し、2017年の定年退職と共に名誉教授の称号を受ける。2020年には、ジャズヴォーカリストである実の娘・紗理と親子共演アルバム「Swing for…」をLP・CDで同時リリースし話題を集める。
最新作は、モロッコのジャジューカ村の音楽に触発され作曲した“驢馬”を含む中村誠一の今まで描き溜めたオリジナル曲を収めたアルバム「驢馬/ROBA」で、2024年12月6日リリース。

紗理(SARI)ボーカル
父は、ジャズサックス奏者の中村誠一。5歳よりダイアナ石山Song&Danceミュージカル教室に通いダンスと共にミュージカルナンバーを学ぶ。ミュージカル女優を目指していた高校二年次、エラ・フィッツジェラルドの歌を聴き、ジャズシンガーになる事を決意。洗足学園音楽大学主席卒業後、渡米。バークリー音楽大学に2年間留学。また、ラジオ日本「オトナのJazzTime」のパーソナリティー。テレビCM「ゼクシィ」のナレーションでもおなじみ。最新作は、2024年ピアニスト若井優也との共作のミュージカル曲集アルバム「Musical Theater Songbook Vol.1」。豪華カラー40ページの絵本のような冊子とCDのセットのアルバムで話題を呼ぶ。

浅葉裕文(Hirofumi Asaba)ギター
埼玉県川越市出身。14歳でギターに出会い、20歳の時にギターを手に世界を旅し各地のミュージシャンとセッションを重ねて腕を磨く。帰国後は日本を代表するジャズギタリスト・岡安芳明氏に師事。
2015年に1stアルバムをリリースして以来、3枚のCDアルバムと5枚のBANDCAMP限定オンラインアルバムを発表。東京・丸の内の名門ジャズクラブ「COTTON CLUB」をはじめ、アメリカや中国、韓国、台湾のジャズフェスティバルでも自身のバンドで出演し、国際的に評価を高めている。
また、Ralph Lauren、J.M.Weston、白山眼鏡などのアパレルブランドとコラボレーションし、FritzHansenとFragment Design(藤原ヒロシ)による「A stool for guitarists」のプロモーションビデオでもオリジナル楽曲を披露している。
Instagramではフォロワー2.2万人、YouTubeではフォロワー2.4万人を誇り、多くのファンに支持されている。
Barmey Kesselへの敬愛を胸に、ジャズギターの伝統的なスタイルを極め、世界一のギタリストを目指している。

小杉敏(Satoshi Kosugi)ベース
1948年8月11日、静岡県掛川市生まれ。東京都立大学在学中にベースを始める。ピアニスト元岡一英らとグループを組み演奏活動を開始し、山口真文カルテット、大友義雄カルテットなどを経て、77年に渡辺文男クインテットに参加。86年暮れにはジュニア・マンスと組んで全国ツアーを行い、好評を得た。また、マル・ウォルドロン、トゥーツ・シールマンス、アート・テイラー、ルー・ドナルドソンなど、ジャズの巨人たちとも共演。2006年に続き、2008年、2009年1月、ビ・バップ・ピアノの至宝、バリー・ハリスとの共演を果たす。また、2009年4月、初リーダーアルバム「BASS ON TIMES」発表。現在は、中牟礼貞則(g)、元岡一英(pf)、高橋知己(ts)、江藤良人(ds)、吉田佳一(pf)、松島啓之(tp)、北島佳之子(pf)、西村匠平(ds)、梶原まり子(Vo)、村田憲一郎(ds)、小沼奏絵(ds)、ROSELILI(cho)などとの演奏が多い。